CL(20/21)第2節 ユべントスvsバルセロナ [マッチレビュー]
こんにちは!クラシコに続きユベントスと強豪チームとの対戦です。ユベントスは国内リーグは2勝3分、CLはディナモ・キエフに勝ち1勝。決して絶好調とは言えませんが、まだ負けてません。しかし昨シーズンのセリエAのMVPであるディバラはどうやら不調のようです。
そして多くのサッカーファンが楽しみにしていたメッシ・ロナウド対決はお預けになりました。
スタメン
ユベントスはチームの要であるロナウドをはじめ守備の選手3人が欠場とかなり厳しい状況。多くの新聞の予想と同じようなメンバーと配置で来ました。
一方のバルセロナはクラシコで活躍したデストでは無くセルジロベルト、そして前線にはペドリ・デンベレできました。17歳ながらレアル・マドリード、ユベントスと強豪チームに対し2試合連続先発出場のペドリはクーマンの心を完全につかんでいます。
レビュー
シュート
シュートを打った選手について
・ユベントス
総シュート数は10本。そしてオフサイドで3つのゴールを取り消されたモラタのシュートはありませんでした。枠内シュートは0本、ボックスの外からのシュートが80%でした。以上の事からユベントスは中に侵入できてないことが分かります。
・バルセロナ
総シュート数は13本。グリーズマンの2本のシュートはどちらもポストに当たりました。逆にバルセロナは77%のシュートをボックス内から打ちました。
xG(ゴール期待値)
xG上は大勝できました。ユベントスの枠内シュートが0本、ゴール期待値も0.30に満たない事から決定力がなかったというよりも、そもそもユベントスは決定機を作ることができませんでした。
今回のグリーズマンのxGは0.30で、とうとうグリーズマンの合計xGは1を超えました。(全コンペンティションの合計)大体xGが1を超えるとCLレベルのチーム・選手では平均2,3ゴールを記録しています。
ビルドアップ
・バルセロナ
この試合のデヨングが低い位置に表示されていますが、アラウホの負傷交代の影響で後半後ろに下がっていたためです。
セルジロベルトがいつもより低い位置に表示されデンベレへの線が太くなっていることが分かります。これはキエーザの裏を狙っていたことが分かります。
パスマップではトップ下に表示されているグリーズマン。今までトップ下として出場していたコウチーニョはアルバ・アンスと左の選手と絡むことが多かったですが、グリーズマンは明らかに右に表示されています。今日は右からの攻撃率は34%でした。(真ん中:29% 左:37%)
・ユベントス
ユベントスは一目瞭然。左の選手(キエーザ、モラタ)との絡みが少ないです。
また先ほども言った通りで、キエーザとダニーロの間のスペースがかなり空いてることが分かります。先程言った通りここのスペースの狙いが上手くいったことはデータからも示しています。
対戦相手のパスマップについて迷ってるので差支えがなければお答えください。
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回答してくださった方有難うございます。🙇♂️
走行距離
バイエルン戦で大きく話題になったバルセロナの走行距離ですが、クーマンバルサでは明らかに走っています。
11km越えが4人、10km越えも恐らくまだ1,2人はいると思います。やはりボランチの選手は走ることが求められています。(当たり前ではありますが)それでもピャニッチの12km超えはすごいです笑
この試合で素晴らしいパフォーマンスを見せたペドリですが、走行距離でも11kmを超えてきました。
スタッツ
WhoScored: https://www.whoscored.com/Matches/1508912/Live/Europe-Champions-League-2020-2021-Juventus-Barcelona
sofascore: https://www.sofascore.com/barcelona-juventus/Mdbsrgb
最後に
クラシコに続きデスト・ペドリと若手の活躍が凄まじいですね笑
とりあえずCLは2連勝です!
残念ながらアラウホは怪我をしていました。真偽は定かでないですが元々試合前から怪我をしており無理して出場したそうです。これによりトップチームのCBはピケ・ラングレのみ。もしかしたらアラベス戦ではBの選手にチャンスがあるのかもしれません。
次はアラベス戦です!恐らくローテーションをしてくると思いますが、リキ・アレニャ・トリンカオ・デスト...が出てくると楽しみです!(マテウスフェルナンデスは呼ばれないんでしょうか...笑)