CL(20/21)第4節 ディナモ・キエフvsバルセロナ [マッチレビュー]

こんにちは!今回は好調のCLの戦いです。今節勝利するとグループステージの突破が決まり、第5節のawayフィレンツヴァーロシュ戦も主力を休ませることができるので絶対に勝ちたいところです。

スタメン


ディナモキエフは主力勢がコロナ復帰を果たし、第3節から8人のメンバー変更。ただ相変わらず欠場選手は多いです。
そしてバルセロナはメッシ、デヨングが休養のため招集外。マテウスフェルナンデス、Bチーム所属のミンゲサが初招集。ブライスワイト、アレニャ、フィルポ、ミンゲサが今季初先発となりました。また、見て分かる通り若いです。スタメン平均年齢が24.6歳と今季一番若いスタメンです。

レビュー

シュート

シュートを打った選手について

ディナモキエフ
総シュート数は7本と少ないですがエリア内からのシュート率は86%でした。印象としてはシュートの一歩手前までは行くものの、中々シュートを打てなかった様な印象を持ちました。

バルセロナ
総シュート数は16本でしたが、シュートの割合は(FW:9 MF:4 DF:3)とアタッカー以外の選手のシュートの割合が大きかったです。ブライスワイトのシュート数2に対してゴール数が2より、決めるべきところを決めて、アタッカーの仕事をしてくれました

xG(ゴール期待値)

前半はお互い決定機を作れていませんでした。ただ先ほど言った通りディナモキエフは「シュートまで後一歩!」の印象があったので、今日の相手がCL上位常連クラブだとxGは負けていたと思います。
とは言ってもシュート7本を受けておきながらxG0.25はかなり低いです。

後半から明らかにバルセロナxGが増え、決定機を多く作れており(5つ)結局xGでは大勝しました。

ビルドアップ

バルセロナ

アレニャを中心にコウチーニョ、ペドリ、ピャニッチ、ラングレ、フィルポが大きな円を描いています。アレニャは完全にボール保持時の中心になっており大活躍を見せました。

また円が小さく、味方との矢印が全くないブライスワイトですが、ビジャレアル戦のグリーズマンと似た様な感じで直接的には絡んでないものもスペースを開けたりしており、most progressive carrying ,2G1Aから分かる通りで、円が小さいことは必ずしも欠点にはなりません。

ディナモキエフ

左サイドからの攻撃が多く、progressive passm mapもみてもミンゲサの裏あたりを狙っていたことが分かります。

ブライスワイト が前線でいたからかZabarnyiが低い位置を取っており、CBと中盤のスペースが大きく空いていることが分かります。(しかもアレニャのサイド)ブライスワイト は加入後一番良いプレーをしていいたと思います。

スタッツ

sofascore:https://www.sofascore.com/dynamo-kyiv-barcelona/rgbsfqb

WhoScored:https://www.whoscored.com/Matches/1508916/MatchReport/Europe-Champions-League-2020-2021-Dynamo-Kyiv-Barcelona

最後に

http://gty.im/1229772329

これでCL4連勝、グループステージ突破、メッシ・デヨング休養、若手の活躍、とほぼ完璧なローテーションができた試合でした。

自分の勝手な予想ですが、クーマンの意味不明な前線大量投入は、中盤の選手を限定(デヨング、ピャニッチブスケツのみと)しているため、アタッカーの選手を入れてると勝手に思っているので、アレニャの大活躍はクーマンの意味不明な交代策を止めてくれそうな気がします。

これでアウェイ フェレンツヴァーロシュ戦もローテの選択をすることができます。
そして次はオサスナ戦です。メッシ、デヨングが充分休めたので、個人的にはこの2人は期待しています。ただ怪我人は増える一方なので怪我だけはしない様、必ず勝ってほしいです。