LaLiga(20/21)第10節 アトレティコマドリードvsバルセロナ [マッチレビュー]

こんにちは!長い長い代表ウィークが明け、バルセロナの試合です。代表ウィーク明けは調子がよろしくないですが、相手は絶好調のアトレティコ です。

まず、代表に呼ばれた各選手の出場時間などを見ていきます。

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やはり代表でもデヨング、メッシはほぼフルで出場。200分越えの選手が多くアメリカ・南米は移動距離も馬鹿にならないので、疲労はかなり気になるところです。

スタメン

アトレティコウルグアイ代表でコロナ感染したスアレス、トレイラが欠場。スタメンは大方の予想通りのメンバーできました。

バルセロナは怪我から復帰したコウチーニョは使わずペドリ(怪我の報道もありましたがスタメン)、そしてピャニッチがリーガ初スタメンです。

レビュー

シュート

シュートを打った選手について

アトレティコ
総シュート数は9本、枠内シュート率は22%はボチボチです。しかし前半ではシュート5本の内 "決定機1,ポスト1,枠内1,ゴール1" と効果的なシュートを多く打っていました。

バルセロナ
総シュート数は13本で前半は2本、後半13本と極端に違いました。またアトレティコと違い効果的なシュートは多くありませんでした。

xG(ゴール期待値)

アトレティコxGが低かったので、ゴール期待値では勝ってます。ただ一番大きな決定機はラングレのシュート(xG0.52)で、アタッカー陣でxG0.15を超えたのは前半2分でのグリーズマンのシュートのみでした。
シュートを打った選手は多いですが、シュート自体はxGがかなり低いことから策が少ないことが分かります。

失点についてですが、アラベス戦の失点もしかり軽率なミスでの失点が増えてます。

ビルドアップ

バルセロナ

見て分かる通り、中央より外側(後ろ側)で回す機会が多く、ボール被保持時のアトレティコは532の形だったので、前線でのパスが少ないことが分かります。
そして右サイド(デンベレ)からの攻撃回数が多く、全体の46%が右サイドからの攻撃でした。
しっかり比較したわけでは無いですが、 グリーズマン(メッシ)がトップ下の時は右サイドからの攻撃が多く感じます。またコウチーニョがトップ下の時は左サイドからの攻撃が非常に多いです。なので超安易な考えだと、次はコウチーニョトップ下、右デンベレの形もみたいです。

再びクーマンは試合終盤に前線の選手を多く入れましたが、今日のアトレティコ戦なら"まだ"中盤大量投入の方が良かったと思います。クーマンは使う選手を限定しており策が少ないので、ディナモキエフ戦では是非他の選手を試してほしいです。

アトレティコマドリード

ボール保持時にはエルモソ、ヒメネス、サヴィッチの3バックの形に。左サイドでのパス回しが活発に見えますが、攻撃自体は右サイドの方が多かったです。

最後に

http://gty.im/1229723662

結局もったいない失点をした後、ゴールがなく負けました。それによりリーグ戦で初めてシメオネに負けました。これでリーグ8試合3勝2分3敗、11ポイントで13位。いくら二試合未消化でも、これを言い訳にできないくらいひどいですね...

とりあえずクーマンの変な交代を止めるためにも、ディナモキエフ戦やCLでアレニャ、リキ、マテウスあたりを試して、試合で使う選手を増やしてほしいです。

そして、とうとうマテウスフェルナンデスが召集されました!変に期待しているので出場してほしいですね笑

そしてこれから過密日程&長距離移動になります。ディナモキエフ戦で勝利するとグループステージ突破が決まります。メッシ、デヨングが休めるのでオサスナ戦を楽しみにしたいと思います。