LaLiga(20/21)第11節 バルセロナvsオサスナ [マッチレビュー]

こんにちは!先日のCLはメッシ、デヨングを休ませフレッシュな状態での不調なリーガ戦です。昨季とのオサスナは良い思い出がなく1分1敗と負け越し。更にカンプノウで敗戦と同時にマドリーの優勝が決まるという屈辱を味わいました。ここからリーガの順位を上げるためにも勝ち点3は絶対です。

スタメン

バルセロナは1億トリオ+メッシの前線、ブスケツorピャニッチ+デヨングのボランチが予想されてましたが、先日のCL戦で好調だったブライスワイトとここ4試合連続先発中のペドリを使いました。ペドリを使う判断はよく分かりません。

オサスナはチミーアビラを始め多くの選手が欠場しています。やはりこの過密日程はどのチームも厳しい状況にあります。

レビュー

シュート

シュートを打った選手ついて

バルセロナ
総シュート数20本でアタッカーの選手が多く打ちました。決定機9と多かったですが決定機ミスは7。と決めるべきとこを決めきれませんでした。(決定機ミス:コウチーニョ3つ,グリーズマン,トリンカオ,ブライスワイト ,デヨング1つ,)

オサスナ
総シュート数10本。意外にも決定機は4もあり、2(3)つはバルセロナの選手の簡単なミスからの決定機でした。好バフォーマンスを見せたミンゲサですが、不用意なパスをして相手にチャンスを与えてしまうシーンもありました。(後半67:30)

xG(ゴール期待値)

今日は大差で勝ったので決定力があったと勘違いしそうですが、データも見ても決定力を見せれたのはメッシ(グリーズマン)だけです。先述した通り決定機ミスは7つもありました。
ゴールした4つのシュートの合計xGは0.91.
決定機ミス7つのシュートの合計xGは2.95.(*上図のマップと違うサイトでxGを導出したので多少数値はずれています)

ゴール時のxGより決定機ミスのxGが3倍以上違います。
なので今日の試合決定力は無かったです。

ビルドアップ

バルセロナ

先日のディナモキエフ戦と同様にブライスワイトだけ円が小さくなりました。
他の選手は全体的に円が大きく、左サイドでのパス回しが活発でした。

個人に注目すると、ミンゲサは前線(メッシ、グリーズマン)へのパス矢印があり、積極的に質の高いパスを配給してました。

また全体的に左寄りなので右サイドの広いエリアにデストしかいません。右サイドの選手がデンベレやトリンカオ の時にはこの様になりませんが、やはりメッシの時には右サイドでの守備が問題なのは明らかです。

オサスナ

支配率は29%と低いのでバルセロナ程選手間の矢印はありません。
キーパーのエレーラから最前線のブディミルへの矢印が太いです。このロングボールは、失敗してもいいので自陣の陣形回復や局面移行の意味があります。ただピケのいないバルサは空中戦は弱いので、空中戦の強いブディミルをあてるのは非常に有効な狙いだと思います。

また今回の肝になってたであろうジョニーがそうそう怪我をしたのがオサスナにとっては厳しかったです。

スタッツ

sofascore:https://www.sofascore.com/osasuna-barcelona/rgbsvgb

WhoScored:https://www.whoscored.com/Matches/1492024/Live/Spain-LaLiga-2020-2021-Barcelona-Osasuna

最後に

http://gty.im/1229853104

今日の試合は大差で勝ったものの決定力がなく、ミスでチャンスを与えてしまった試合となりました。

しかし、久しぶりに次の日も余韻に浸れる気持ちいい試合でした。特に前半は終始圧倒していました。それにメッシのゴールは感動しました笑
そして意外にもテアシュテーゲンは今季リーガ初のクリーンシートです。オブラクが強敵すぎますが、クリーンシートを伸ばし続けたいです。

ネガティブな話をすると、アラベスアトレティコ戦しかり軽率なミスからチャンスを与えるシーンが多い気がします。自分が気にしすぎてるだけかもしれませんが笑 そしてラングレが怪我をしてしまいました。これでトップチームのCBは全滅。アラウホ、ウンティティはあと1,2週間らしいので相当厳しい状況になりました。

これで4勝2分3敗で7位(12/1 時点)とまだマシな順位に上がりました。この好調なままリーガでの順位をあげたいとこです。

次はCL敵地でのフェレンツヴァーロシュ戦です。恐らく主力の選手は休ませるので、出場機会がまだ約束されてない選手はアピールのチャンスです。できれば首位通過を決めて欲しいですが、一番はこれ以上怪我人が増えないで欲しいです笑