LaLiga(20/21)第5節 バルセロナvsセビージャ [マッチレビュー]
こんにちは。今日は比較的相性の良いカンプノウでのセビージャ戦です。しかしセビージャもEL優勝、開幕2連戦と好調なのでクーマンバルサ の1番の山場になる気がします。
スタメン
今節はラングレが出場停止のためアラウホが今シーズン初先発。他のメンバーはいつもと同じ様になりました。セビージャは前節試合を決めたエンネシリ予想が多かったように感じましたが、ルークデヨングが先発。そして左SBにアクーニャが入りました。
レビュー
シュート
シュートを打った選手について
・バルセロナ
総シュート数12本。グリーズマンが今シーズン初の複数シュートを打つもトラップミスで決定機にはできませんでした。
今シーズン最多の8人がシュートを打ちました。このことからフィニッシュに多くの人が絡んだことが分かります。
・セビージャ
総シュート数は13本。クンデ、ジョルダンのFWでは無い選手が最多の3本でした。FW陣にはシュートの仕事をさせませんでした。
シュートの内訳はオープンプレイから7本、コーナキックから6本(成功率100%)で、ゴールシーンもコーナーキックからの得点でした。このコーナーキック については後で詳しく見たいと思います。
xG(ゴール期待値)
珍しくxGと同じ結果になりました。バルセロナは得点時以外はセビージャよりxGは劣っていました。
セビージャの枠内シュートは1本でしたが、それがゴールに。
そしてグラフから分かる通り、今日の試合両チーム通じて一番の決定機であった18分のシーンを決めれませんでした。(J.ナバス→ジョルダンのシーン)
セビージャは決定力を見せることができませんでした。
バルセロナは75分以降の2つの大きな決定機(デヨングとトリンカオ)を決めれずバルセロナも決定力を見せれませんでした。
ビルドアップ
今節は前よりもグリーズマンの円が小さかったですね。。。
タッチ数も今シーズン最小の"21回”でした。
そして左サイドの攻めが封じられており、ファティとアルバの関係性が少なかったことが分かります。攻撃位置(左:34% 真ん中:32% 右:34%)
しかもメッシと左サイド(ファティ、アルバ、コウチーニョ、デヨング)の関係性もかなり低かったことが分かると思います。
コーナーキック
また先ほども書いた通り今日の失点はコーナーキック からであり、個人的にかなり脅威に感じたので分析(?)してみたいと思います。
パターン①
コーナーキック 5本中3(4)本がこの形でした。
セビージャがいつもこの形なのかは分かりませんが、今日はこの形が多かったです。
クンデ、ジエゴカルロス、ルークデヨングの3選手が中央で固まりキッカーの助走のタイミングで分散する形です。
パターン②
これは失点のシーンです。
これもほぼパターン①と同じ形ですが、スソがすぐに上げずドリブルを仕掛けてきました。
ファティの守備面での改善点はまだあるとは思いますが、スソのドリブル、クロスが良かったですね。
パターン③
これはトリックプレーをしてきました。
頭が強い3人(クンデ、ジエゴカルロス、ルークデヨング)でバルサの選手をピン留めすることでジョルダンの前のスペースが空いてしまいました。
そしてそのスペースをスソとジョルダンで上手く使ってきました。
セビージャはセットプレーをかなり準備してる様に感じましたが、1つ気になったのはクンデをマークしてたのがデヨングだったことですね。
1回も勝てませんでしたし、個人的にはこれが1番怖く感じました。(まだセットプレーなどの対策等をあまりしてないのかもしれませんが...)
最後に
セビージャがカンプノウでポイントを取ったのは2011年以来だったそうです。今日のプレーに不満や疑問を持つ人は多い様に感じましたが、やはりセビージャは強かったですね笑
デヨングのトップ下起用など疑問が多かった試合ではありましたが、新加入のデスト等楽しみが増える部分もありました。
それにしてもクンデは凄かったですね笑
昨シーズンも凄かったですが個人的に一番怖かったです笑
そしてリキ、アラウホがトップ昇格しました!!!!
個人的に最近の一番良いニュースです笑
リキは試合に出る数は少ないとは思いますが、なんとかクーマンを認めさせて欲しいですね。
今回はかなり遅くなってしまい、すみませんでした。