CL(20/21)第1節 バルセロナ vsフェレンツヴァーロシュ[マッチレビュー]
こんにちは。あっという間にCLが始まりました。日本では一部のCLを見ることができませんが... 笑 今日は25年ぶりのCL出場を果たしたハンガリー王者のフェレンツヴァーロシュとの一戦です。バルセロナは24日にクラシコ、フェレンツヴァーロシュも同様に24日にウイペシュトとのダービーマッチ。お互い大切な試合を控えての試合でした。
スタメン
バルセロナはピャニッチ、トリンカオが初先発。左SBはフィルポではなくデストが先発。アルバがクラシコに間に合わない場合デストを使ってきそうです。
フェレンツヴァーロシュは先ほども言った通りダービーマッチが控えてるので一部の主力選手をベンチにおきました。
レビュー
シュート
シュートを打った選手について
・バルセロナ
総シュート数22本と今シーズン最多。そして枠内シュートが11本と半分のシュートが枠内に打てました。相手キーパーの好セーブに阻まれましたが決め切るところは決めれたと思います。
・フェレンツヴァーロシュ
総シュート数が8本、枠内シュートはPKの1本だけでした。しかし枠を叩いたシュートが1本。他にもヒヤッとした部分もありました。
xG(ゴール期待値)
ここはほぼ完璧ですね。先ほども言った通りで決めるべきとこを決めることができました。
ただ欲を言うとトリンカオにゴールを決めて欲しかったです。セビージャ戦でも決定機を外していたのでゴールが決まるようになると文句なしですね笑
ビルドアップ
みんなの円が大きいですね。相手が格下と言うことを踏まえても悪くない出来だと思います。セルジロベルトとトリンカオを結ぶ線の太さを観て分かる通り右からの攻撃が多かったですね。データ上でも攻撃回数は今シーズン初の右からが一番でした。(左:37% 真ん中:26% 右:37%)
Progressive Passes
これは簡単に説明すると「チームを相手ゴール側に大幅に近づけるためのパス」を表したものです。
wyscout Glossary では以下を定義としています。(データを扱うサイトによって多少の誤差はあります)
at least 30 meters closer to the opponent’s goal if the starting and finishing points are within a team’s own half
at least 15 meters closer to the opponent’s goal if the starting and finishing points are in different halves
at least 10 meters closer to the opponent’s goal if the starting and finishing points are in the opponent’s half
wyscout Glossary
まぁこれで何が分かるかと言うと”相手がどこを狙ってるか”を分かるわけです。
フェレンツヴァーロシュはピケの裏を狙ってきました。なのでピケの後ろ側(枠で囲った部分)に矢印が多く向いています。
結局ここを狙われてピケは退場し、pk獲得、取り消されましたがゴールを決めてるので足の速い選手と当たると怖いですね。
偉大な記録
この試合で自らPKを獲得し、決めたメッシ。これはメッシにとってCLでの16シーズン連続ゴールとなり、大会史上初。CL通算16シーズンゴールはギグスに次ぐ歴史上2人目の記録です。やはり異次元ですね笑 このまま最多ゴール数を塗り替えてほしいです。
アンス・ファティ は 18歳になる前にUCLで2ゴールを挙げた史上初の選手となりました。今日はペドリも決めファティに次ぐ史上2人目の選手になる日は近そうです笑
デスト、アンスファティ、ペドリ、トリンカオ今後が楽しみになるゲームでした!
走行距離
ボランチの人はよく走っている印象で、特にデヨングは代表でも2試合フルで出場していたので休ませたいですね。特にメッシ、デヨング、ラングレ、をこの過密日程期間でベンチにおける試合が出ればなぁと思います。
スタッツ
sofascore: https://www.sofascore.com/barcelona-ferencvarosi-tc/ANsrgb
最後に
結局グリーズマンの出場はなく、ピケの退場を踏まえてもかなり意外でした。そしてピケが退場したことにより、アラウホが次節ユーベ戦での出場が決定的になりました。
そして次はいよいよクラシコです!両者とも調子が良いとは言えませんがクラシコは劇薬なのでどうなるかわかりません!
今後のclはBarcaTV+での配信時間次第になりそうなので遅くなりそうです笑