LaLiga(20/21)第9節 バルセロナvsベティス [マッチレビュー]
こんにちは!今日は絶対に負けられないリーグ戦。リーグ戦はここ4試合勝ちがなく、2試合未消化であるもののCL権すら危ういとまで言われている状況です。先日のディナモキエフ戦も勝ちはしましたが内容は悪くテアに助けられました。
スタメン
なんとメッシがベンチスタートになりましたが、同じく疲労が気になるデヨングは先発に。4231の形にも見えましたが442表示にします。そしてバルセロナの先発平均年齢は26.7歳とここ最近と比べるとかなり若くなりました。
ベティスはフェキルが代表招集されていましたが怪我で欠場。そして、サナブリア・テージョ・モレーノ・バルトラ・エメルソン・ブラボとバルサ関係の選手が異常に多いです(ベンチにもまだ居ます笑)
レビュー
シュート
シュートを打った選手について
・バルセロナ
総シュート18本、クーマン監督は「遠目からもシュートを打つ必要がある」と言っていましたがエリア外からのシュート率は6%。ここはまだ落とし込めてない気がします。グリーズマンはシュートを5本打ち、全てが決定機と言えるものでした。
・ベティス
総シュート数12本、ピケの裏からのシュートが多く、シュート方向はバルサから見て右サイドからのシュート率が59%でした。今回は身長差はそこまでありませんでしたがセットプレー(コーナーキック)の成功率は高く、シュートまでの確率が高かったです。
xG(ゴール期待値)
基本的にずっと勝っていました。決定力で言うと話題に上がったのはグリーズマン ですが、彼は今日xG約1.74を記録しました。正直1.74も記録して得点数1は低すぎます。
しかしグリーズマン擁護をすると2試合連続xG1越え。(ディナモキエフ戦xG約1.20) ここまで”7試合合計でxG 1”だったので、相手の守備に問題があるにしろ明らかにチャンスを作れてます。あとは本当に決めるだけです。
ビルドアップ
・バルセロナ
ネトになかったキーパーとディフェンスの選手の線が増えました。
左サイドの感覚は近いですが右サイドはかなりオープンになっています。(前半途中デンベレとグリーズマンの位置を入れ替えたためかもしれませんが)
most XGCHAINがグリーズマン、そしてグリーズマン自身の決定機も多かったことからグリーズマンの動き自体は良いと思います。
・ベティス
明らかに中央の線より外側の線が多いですね。サイドからの意識を感じられます。そして前への意識は左サイドの方が感じられます。
1つ気になったのはバルトラのバックパスの多さ(線の太さ)です。
これは3つの見方ができ、1つは時間稼ぎ、2つ目はプレスに嵌められパスコースが無いため、3つ目は逆サイドやDFの裏のスペースを狙うため。
時間稼ぎ・プレスが嵌ったというわけではないと思うので、サイドでの絡みが多かったことを含めると個人的には3つ目の理由が近いと思います。
走行距離
前半のみですがテージョ・モレーノの走行距離が多いことから、左サイドを中心に攻めていたことが分かります。
スタッツ
WhoScored: https://www.whoscored.com/Matches/1492327/MatchReport/Spain-LaLiga-2020-2021-Barcelona-Real-Betis
sofascore: https://www.sofascore.com/barcelona-real-betis/qgbsrgb
最後に
とりあえず不調だったリーグ戦で勝てました!そして嬉しいのが流れの中からメッシが決めてくれました!
しかし残念ながらアンスが怪我をしました。コンラを使うようですが、アンスの離脱は本当に厳しいです。
ここから代表ウィークに入ります。恐らくコウチーニョ、ウンティティ (?)が復帰し、アトレティコ戦に望みます。アトレティコはここまでかなり好調のようなので重要な試合になる事は間違いないです。ここまで疲労が気になるところですが、誰も怪我する事なく戻ってくることを願います。