Copa del Rey(20/21) 3回戦 コルネジャvsバルセロナ[マッチレビュー]
こんにちは!スーペルコパでは残念ながら延長の末にビルバオに負けタイトルを逃しました。今日は一番タイトルに現実味があるコパでの試合です。相手は三部相当のチームであるコルネジャになります。
バルサBと同グループに属しており、今季バルサBは1-0で勝ってるそうです。(得点者はコジャド)今大会アトレティコをくだしており油断はできませんが、絶対に勝ちたい試合です。
スタメン
アトレティコにゴールを決めたアドリアン・ヒメネスは怪我のために招集外となりました。バルセロナはモリバが公式戦デビュー!CBとグリーズマン以外は控え組からの出場となりました。
CK分析、レビュー
セットプレーが明らかな弱点であるバルセロナ。コルネジャはコーナーキックの準備を特にしてるように感じたので、コーナーの分析をしてみようと思います。またアトレティコから得点した形もセットプレーからでした。
コルネジャ のコーナーは全部で7本。5パターンくらい用意してるように見えましたが、特に上手く崩せていた3つを分析してみます。
gifの順番は右上と右下に書いてます!
パターン1
こちらは前半6分のコーナーキックのシーン。
- 開けてるスペースにコルネジャの4人が走り込み、ラングレ等4人を引きつける。
- コルネジャの7番の選手がボール方向へ走り、ニアのスペースを作る。(1とほぼ同タイミング)
- 24番の選手がニアで合わせる
このシーンはショートコーナーで合わせてきました。結局アラウホがクリアする形となりましたが、1回目のコーナーでいきなり上手くいってました。
パターン2
こちらはパターン1の直後の前半7分のコーナーキックのシーンです。
- ネトの周辺に密集
- キッカー助走のタイミングで数人がボール方向へ & 8番の選手がゴール逆方向へ、2番の選手がゴール方向へ走る
- ゴール逆方向へ走る8番の選手がミンゲサをブロックし、2番の選手をフリーに
- 空いたファーのスペースで合わせる
これも最後は上手くいかず、ネトがクリアしました。
パターン3
これは前半43分のコーナーキックのシーンです。
- コルネジャの3選手が中央でかたまる
- キッカー助走のタイミングで、21,8番がボール方向へ走る。8番はグリーズマンを引きつけ、21番はミンゲサをブロック。
- 同様にキッカー助走のタイミングで、7番がコリネジャの24,18番の背後を走り空いてるニア付近のスペースへ。
- コルネジャの24,18番の選手はラングレとフィルポとブライスワイトをブロックし、7番をフリーに
これは7番の選手が上手くミートせずに助かりましたが、危ないシーンでした。
シュート
・コルネジャ
名前を書いてもピンと来ないと思うので、名前ではなくポジション別にします。全体的に前線の選手からのシュートが多かったです。ただ今まで説明した通りセットプレーの狙いも見えた事もあり、大半のシュートが180cm以上の選手からでした。
・バルセロナ
総シュート数は23本でコルネジャの倍近くのシュートを打っています。しかしsofascoreによると、バルセロナの決定機7つに対して決定機ミスが6つもありました。格下相手なら決定機を決めて楽に勝ちたいところでしたが、それはできませんでした。
スタッツ
sofascore:https://www.sofascore.com/barcelona-ue-cornella/rgbsmTqb
最後に
まさかの3試合連続での延長戦。クラブ史上初めてのことだそうです。疲労が心配なところですが笑
アラウホはこの3試合を唯一のフル出場でしたが今日はほぼ完璧なパフォーマンス。あと途中出場のペドリはこの年にして別次元でした。
ラウンド16では2部のラージョと2年ぶりの対戦が決まりました。次回は楽に勝ちたいですね笑