LaLiga(20/21)第2節 アスレティック・ビルバオvsバルセロナ [マッチレビュー]

こんにちは!コロナにより延期されていたLaLiga第2節ビルバオ戦を迎えます。昨シーズンのサンマメスでの試合は無冠の要因ともなりました。そしてビルバオは監督がマルセリーノの初陣になります。
ここで勝てば3位に浮上し、アウェイ連戦を勝ち切るためにも必ず勝ちたい試合です。

スタメン

ビルバオはマルセリーノの初陣となります。マルセリーノということで4-4-2で、ピボーテの2人はベスガとベンセンドールになりました。そして痛いのがジェライとウナイロペスを負傷で欠いています。

バルセロナブライスワイトが試合ぶりにスタメンを外れ、グリーズマンがスタメンに復帰しました。また4-1-2-3を続けており、今季初の左グリーズマンになりました。

レビュー

シュート

シュートを打った選手について

ビルバオ
総シュート数は8本。半分のシュートにムニアインが絡んでいました。また前半は近い距離からシュートしていましたが、後半は遠くなっていました。[平均シュート距離(前半:11.19m 後半:16.45m)]

バルセロナ
総シュート数は13本。枠内シュート率は69%と高いです。特にメッシは2ゴール、ポスト2回と調子が上がっています。やはり右方向からのシュートは少なく全体の15%しかありませんでした。

xG(ゴール期待値)

試合の序盤はビルバオのペースだったので前半10分までビルバオに決定機を作られていますが、ビルバオは前半15分以降には決定機を作れていません。逆にバルセロナはどの時間帯もゴールチャンスを作れていました。

また両チームともオープンプレーからのシュートのみで、FKやCKなどのセットプレーからのシュートはありませんでした。

ビルドアップ

バルセロナ

ブスケツがサリーダのために真ん中後方に表示されていました。
またグリーズマンの方がペドリより立ち位置は高かったですが、ボールを触る位置は平均的にペドリの方が高かった事が分かります。

そしてデンベレが右に入ったことにより、デストは前節より孤立してないことも分かります。また左サイドはペドリ、アルバ、(グリーズマン)の関係も作れており、今日の試合は非常にバランスが良かったです。(左:41% 真ん中:26% 右:32%)

ビルバオ

先述しましたがビルバオの半分のシュートはムニアインが関わっていました。またmost progressive passing, most progressive passing received, most xGchainがムニアインだったことからもムニアインがゲームを作っていたことが分かります。

そしてビルバオの攻撃は左サイドによっていることが分かります。実際左サイドからの攻撃は51%でした。

スタッツ

whoscored:https://www.whoscored.com/Matches/1491963/Live/Spain-LaLiga-2020-2021-Athletic-Bilbao-Barcelona

sofascore:https://www.sofascore.com/athletic-bilbao-barcelona/rgbsAgb

最後に

http://gty.im/1230453768

今季アウェイ初の逆転勝利とアウェイ3連勝!
意外にもここ7試合無敗と調子も上がってきています。これでバルセロナは暫定3位に浮上しました。
試合の序盤こそ虐殺されそうな雰囲気はありましたが、結果的には今シーズンのベストゲームと言っていいほどの良いゲームでした!

しかしクーマンは2人しか交代しておらず、特に中盤ですが同じような戦い方ができる人が少ないです。モリバ次第でしょうが中盤の補強は必要になるかもしれません。デヨングとペドリの疲労度はそろそろ限界な気もするので、休みが欲しいところですが...

次節はまたアウェイでグラナダ戦。1月は苦手なアウェイ連戦が続きますが、このまま勝ち続け首位との差を少しでも縮めて欲しいところですね。