ミドルシュートの必要性
こんにちは。今回はバルセロナ の試合を見ていてミドルシュートが少く感じ(特に中盤の選手から)、他のチームと比べてみたいと思います。
今回比較するチームはCL優勝オッズが高いパリサンジェルマン/バイエルンミュンヘン/マンチェスターシティ/リヴァプール の4チームです。また、コロナウイルスによる中断前の各リーグ戦直近10試合のデータを見てみることにします。
その前にミドルシュートの役割について見ていきたいと思います。
ミドルシュートの役割
まずミドルシュートにはゴールを狙う意外にも大事な役割が存在します。多くのチームでは2ラインを敷いてブロックを形成していると思います。もし、攻撃選手がエリア外のシュートを禁止されていたら守備陣はどう考えるでしょうか?もちろんエリア内に入れさせないことだけを考えるでしょう。エリア内に入れない→シュートが打てない→ゴールが入らない→負けることはない。しかし、攻撃選手がエリア外のシュートを打てるとしたらどうでしょう?ブロックを形成するだけでは守ることはできません。つまりプレッシングをしなければならなくなります。プレッシングをするともちろんスペースが生まれます。そしてそのスペースをうまく使うことができれば、ゴールが生まれやすくなります。ミドルシュートを打たないチームは、守備戦術が徹底されている相手にはゴールを決める確率がかなり低いと言えます。
つまりミドルシュートを打つことで相手のブロック守備を崩壊させやすくなります。
バイエルンミュンヘン(9勝/1引/0負)
マンチェスターシティー(7勝/0引/3負)
2020年のLong Shot 集
バルセロナ
バルセロナ (7勝/1引/2負)
------あれ...?意外と少なくない?むしろ比較した中では上から2番目で実は多い方なのでは?------
そう思う方も多いと思います。しかし、詳しくみてみると少し違うことがわかります。
比較した10試合で15%未満、15~25%未満、25~30%未満、30~40%以上、40%以上の5つで分けて考えてみます。そして、マンチェスターシティー、10/11シーズン(3/5~5/12)のペップバルサと一緒に比較します。
この表で見てほしいところは、15%の欄と15~25%未満の欄です(つまり25%未満)。バルセロナ は半分の5試合、それに対してマンチェスターシティとペップバルサは1試合と0試合。ほとんどの試合はエリア外シュート率は25%以上になっています。つまりバルセロナ のミドルシュート率は少なくはないが、1試合1試合を見ていくと多い試合もあれば極端に少ない試合もある。
なぜ少ないのか?
個人的な意見はやはりメッシ依存が大きいと思います。(監督からミドルシュートはできるだけ打つなと言われているかもしれないが)バルセロナ のメンバーの中でバイタルエリアで一番仕事ができ、信頼できる人は誰か?勿論メッシだと思います。なので、バイタルエリア付近ではやはりメッシにボールが集まります。まずチームはメッシを見るので例えシュートコースが空いてたとしても、見逃してしまうかもしれません。もしくは他に大きな理由があるのかも...?
MFのミドル
ここで解決できるのはMF(アルトゥール{ラキティッチ})のミドルだと思います。バルセロナが30%以上の試合でもシュートしている選手は、ほとんどメッシとグリーズマンでした。なのでMFからのミドルシュートが増えると、もしかしたら得点数が増えていくかもしれません。
最後に*ビジャレアル戦で素晴らしいゴールを決め、今後のバルセロナ の核になり得るArthur Meloのプレー集で終わりにしたいとお思います。(*動画の00:59~)
最後に
ここまで読んでいただき本当に有り難うございます。
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正直自分は"にわか"の部類に入ると思いますので、『この部分は違う』『これは的外れだ』など意見がありましたら、下のコメントやTwitterのDMにて教えてもらえれば幸いです。勿論『良かった!』などのコメントもしてもらえると嬉しいです笑
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